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花札は日本の古来のゲーム!花札の遊び方を解説!花札は海外ECサイトでも大人気!

花札とは

花札は、何世紀にもわたって続いてきた日本の伝統的なカードゲームです。

このゲームは、「花札」と呼ばれる特別なカードの山を使用して行われます。

花札は色鮮やかで、花や鳥などの自然が描かれています。

花札の起源は1600年代初頭、江戸時代と言われています。

中国のカードゲーム「毛(も)」が起源と考えられています。

花札はやがて日本に伝わり、広く親しまれるゲームとなりました。

現在でも日本では花札は人気のあるゲームです。

また、世界の他の地域でも人気が出てきています。

花札の遊び方(準備)

花札の代表的な遊び方「こいこい」の遊び方を紹介します。

花札の遊び方の中でも2人でプレイする「こいこい」は、勝負勘・度胸・かけひき・冷静さを必要とする知的ゲームです。

  • 人数:2人で遊びます。
  • 親の決め方:裏向きの札を、2人で1枚ずつめくり、めくった札の月が早いほうが初回の親になります。(札の月は、一覧表を参考にします。)
  • 使用する札:1組48枚(黒と赤などの2組を使用するとスムーズに進行できます。)

花札の遊び方(プレイ)

プレイする人の腕の長さくらいの床や広めのテーブルで場所を確保して、プレイすることをおススメします。プレイスタート段階で親、子、中央に8枚の札が並びますので、その札を並べるためのスペースが必要です。

プレイするスペースが出来たら、まず最初に、親が札を配ります。配る順番は、子の手札を子の前に「裏」向けに置き、次に場(プレイする2人の中央)に「表」向けに置き、親の手札を「裏」向けに「2枚ずつ」配ります。

子の手札、親の手札、場の札、それぞれ8枚ずつ配り終わったら、残りの札は山札として、「裏」向けにして、積んでおきます。

先手は「親」です。

まず、親は手札から1枚選んで、場に「表」向きに出します。

→場に同じ月の札があれば、「合札」となります。「合札」は自分の札になり、自分の前に、「表」向きにして並べておきます。

→場に同じ月の札がない場合、「捨て札」となります。「捨て札」は、その後、プレイ内では使用しないので、場の離れた場所に、置いておきます。

次に、山札から1枚をめくり、上記と同様に、同じ月の札があれば、「合札」となり、ない場合は「捨て札」となります。

上記のようにプレイを進めていき、手札がなくなる前に、「出来役」ができれば、プレイを止めます。(また、もっと大きな役を狙いたい場合は、プレイを続けることも出来ます。)

勝ったほうが、親となり、次のプレイが始まります。

どちらも役ができない状態で、めくる手札、山札がなくなった場合は、ノーゲームとなり、親が交代します。

さらに大きい役を狙う「こいこい」

プレイの途中で、役が出来ても、さらにもっと大きい役を狙う場合は、「こいこい」と宣言して、プレイをさらに続けることができます。

勝負に伴う「リスク」=倍返し

自分が「こいこい」を宣言して、プレイを継続して、万が一、自分に次の役ができる前に相手に役ができた場合は、得点の倍返しに合います。

※これが勝負の面白いところです。

勝つためのコツ

出来役を早く作ること。

大きい役を狙うかどうかは、駆け引きです。

得点の計算方法

7点以上は倍の得点になります。

12回戦で終了し、合計点が多い方が勝ちです。

手札の役

  • 最初に配った手札8枚に、次の役ができた場合は、その得点をもらい、次の回となります。
  • 手四(てし):同じ月が4枚あるとき・・・6点
  • くっつき:同じ月が2枚ずつ4組・・・6点

特別な札:「菊に盃」は、10点札とカス札としても通用します。

出来役一覧

※場所によっては、役・点数ともに異なることもありますので、プレイの前に打ち合わせるとよいでしょう

1.五光(10点)

2.四光(8点) 雨入り四光7点とする。

3.三光(5点) 雨以外の20点札3枚

4.花見で一杯(5点) 4と5は省いてもよい。

5.月見で一杯(5点) 4と5は省いてもよい。

6.猪鹿蝶(5点) 他の10点札が1枚ふえるごとに1点プラス

7.赤短(5点) 他の短冊札が1枚ふえるごとに1点プラス

8.青短(5点) 他の短冊札が1枚ふえるごとに1点プラス

9.タネ(1点) 10点札5枚、10点札1枚ふえるごとに1点プラス

10.タン(1点) 短冊札5枚、短冊札1枚ふえるごとに1点プラス

11.カス(1点) カス札10枚、1枚ふえるごとに1点プラス

12.赤短・青短の重複(10点) 他の短冊札が1枚ふえるごとに1点プラス

札の知識

1年に12か月に分けて、各月ごとに花鳥風月をとり入れています。

1月 松に鶴

2月 梅にうぐいす

3月 桜に幕

4月 藤にほととぎす

5月 菖蒲(アヤメ)に八ツ橋

6月 牡丹に蝶

7月 萩に猪

8月 ススキに月・雁

9月 菊に盃

10月 紅葉に鹿

11月 小野道風にカエル、柳にツバメ

12月 桐に鳳凰

出典・参考

・Nintendo ホームページ

・Wikipedia 「花札」紹介ページ